『雨のケンネル通りを聴きながら』
EPOの「雨のケンネル通り」という曲を聴いていて、ふと師と仰いで止まない大江千里の言葉を思い出していた。
何かの記事だったように思う。いや、番宣記事をネットで読んだのか?
とにかく大江千ちゃんは『EPOの雨のケンネル通り』に衝撃を受けたと言っていた。
同じ頃にリアルタイムでそれをまさしく思っていた私だ。
まだまだガキンチョの私であったが。
かの槇原敬之は大江千ちゃんの『Boys&Girls』に衝撃を受けたと言っていた。
まさしくこれもリアルタイムで同感だった。
衝撃の堂々巡りか?(笑)
話を元に戻そう。
とにかく既に売れっ子になっていた大江千ちゃんが、EPO姉の楽曲に衝撃を受けていた。
私も同じ衝撃に似た何かを感じてた。
彼女のこの曲は、なんてことない国道246が抜ける青山の通りを、『雨』をモチーフにしつつ、私の中でまるでヨーロッパの石畳の街並みを彷彿させる情景に変えてみせた。
共通のアレンジャーである清水信之氏(EPO姉の実の先輩でもある)を介しつつの、近しい距離であったにもかかわらず、EPO姉にとっては『憧れ』であり『少し遠い存在』であったと、自分のブログで語っている。
まさしく才能の行き違い。
今思えば凄い贅沢過ぎるすれ違い。
ちなみに今は電話したり対談したりする仲だそう。
少し年下だけれど、そんな二人のリアルタイムの想い、同じ時間に居させてもらえた事に感謝したい(この場合神様に感謝で良いのだろうか)。
素晴らしき80年代。
私の青春もそこにあった。
※ちなみに大江千里とEPOは同い年。
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