No.0550

『二本目のほろよいで』


いつかの夜に続く
二人の晩酌の時

1500キロの距離を超えて
乾杯の文字が踊り出す

酒には強くない
君なのに

『もう一本開けちゃった』
と楽しげに言った

終わらないでと
願いたいけど

無情にも週末の夜の
楽しい時間は過ぎてゆく

案の定
少しだけ酔いだした君と

たまらない恋しさを
この夜ごと抱き締める

次の週末を
楽しみに待とう

何にも代えがたい
愛しき君の笑顔は

きっとまた
二本目のほろよいで

空の欠片

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