No.0549
『恋しいのは』
恋しいのは…
遠く響く雷鳴
通り過ぎる宅配のトラック
漂いだす雨の匂い
急に薄れゆく湿気
エンドレスで流れる80's
古いエアコンの吐息
それでもやっぱり
一番恋しいのは
君の声と君の文字
そして…
甘える君の
愛しすぎる眼差し
空の欠片
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