No.0505

『雨晴』


嘘のような
陽気に誘われ

君と向かった
その場所は

海の上に

残雪の峰が
並ぶ場所

重いからと
苦笑いした

君を背負って
歩いた浜辺

義経も
雨宿りした岩で

まだ若かった
君と戯れた

もう戻らない
遠い日々

ただ
その美しい名に

今も
魅せられたまま

空の欠片

空を仰ぐ人の図書館です。 更新は終了しています。 気軽に閲覧下さい。 詩以外に雑記もあります。 頭にNo.が付くのが詩です。 それ以外が雑記になります。 https://blog.goo.ne.jp/sorandi4649 https://ameblo.jp/nonacan0820 https://profile.ameba.jp/ameba/nonacan082

0コメント

  • 1000 / 1000