No.0504
『ホテルブルームーン』
春の近付きを
妨げるように
激しい雷と
時雨雪
準備中の
ランプが消えた
ホテルの一室に
逃げ込んだ
半ば作戦通り
なんだろう?
意味ありげに
微笑んだ
揺れるあいつの
あの日の影は
ようやく彼方に
追いやれそうさ
今はね
俺の空に浮かぶ
新たな月を得て
淡く揺れた
ブルームーンの刻
記憶の灯火に
さよならを告げた
空の欠片
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