No.0414
『月夜の晩に』
あの日
「つき」が
僕に掛けた
小さな魔法は
今はもう
情熱の温度すら
思い出せないまま
夕立の後に
吹いた
季節外れの
冷たい風を
声もなく
見送って
見上げた夜空に
浮かぶ月も
とくに意味を
持たないで
空の欠片
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