【過去記事救済企画】

過去記事救済企画(4)

※過去に(脳出血で倒れた後に生還してからの)いろいろな場所で記していた各々を、ここで再度弔うつもりで載せていこうと思います。

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【ゆんぼ?】

聞いたことがあるだろうか?
『ユンボ』という言葉。

『パワーショベル』ならどうだろうか。

これらの名前は厳密に言えば間違っている。

パワーショベルは定義範囲が広いし、ユンボに至っては『メーカー名』だ。

似たようなものだと『ユニック』や『キャタピラー』などがある。

そこまで浸透させた企業も凄いと思うし企業冥利に尽きるだろう。

ただ、その手の機械とくに重機は他のメーカーも沢山作っており、そういったメーカーからすれば『心中穏やかでない』はずだ。

私が言うところのユンボは、正式には『バックホウ』と言う。直訳した和名なら『後退する鋤』くらいの意味だろうか。

建設の世界で生きてきた私は今、無性にバックホウを操縦したくなる。
出来ないから余計に。
動かなくなった右手が感覚を覚えているのだ。

写真は私自身。
※1※2
歳を重ね昇進する度に、遠のいたはずの現場に時間を作っては出かけたくらいに『現場大好き』人間だった。

写真は持っている資格証の一部で、これで約半分くらいだ。
※3
いろいろ見えてしまうので載せられない。

今となっては宝の持ち腐れ。

資格証一枚の中に『いくつもの資格』が入ってるので、資格の数は軽く30を超えるはず。

最初は一般土木の作業員からスタートし、監督になり、途中からは営業部に入り、中間管理職をしながら積算や入札の極意を学び、最後には取締役兼任『移動体通信事業部長』として、結果脳卒中で倒れたその日まで、嬉々として現場に出向いた人生だった。  
※4※5
写真は移動体通信の仕事で、いわゆる携帯電話基地局建設の風景。

だいぶ脱線してしまったが、寝入る前の数分、ベッドの上でイメージのバックホウを脳内運転している。 

ほぼ毎日。 

動かない右手にもイメージを送りつつ。

案外これがリハビリになるような気がして。

もう一つの趣味だった『ピアノを弾く』イメージトレーニング共々、これからも続けていくつもりだ。

空の欠片

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