No.0572

『光宿さない目』

長い連休が
明けたなら

元の木阿弥に
なるのだろうか

気の緩んだ人々は
行楽日和の空の下

長い長い
車の帯を作ってた

鳥籠の私は
ただそれを眺めてた

まるで
他人事のように

死んだ魚みたい
光宿さない目で

《Newly written》

空の欠片

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