No.0489
『懐旧』
長い休みが明け
動き出す街の片隅
乾いた冷たい風に
眩い朝の光
佇む影に
いつかの自分と
憂いを帯びた
あの人の幻を見る
吐く息の白さに
忘れたはずの時間《トキ》を想う
車椅子の車輪の重さが
今の私の全て
記憶の果てで
二人仲良く遊んでればいい
空の欠片
空を仰ぐ人の図書館です。 更新は終了しています。 気軽に閲覧下さい。 詩以外に雑記もあります。 頭にNo.が付くのが詩です。 それ以外が雑記になります。 https://blog.goo.ne.jp/sorandi4649 https://ameblo.jp/nonacan0820 https://profile.ameba.jp/ameba/nonacan082
0コメント