No.0477

『流れ行く夜の先に』


一つ二つと
いくつも数え

ただそっと流し
見送った

報われなかった
切ない夜は

その欠片さえ
残せずに

そんないくつもの
夜の先に

光の世界が
待つのなら

それに期待して
明日を生きるのも

もしかしたら
悪くないなんて

そう思わせる
唯一の鍵は

大切だと
思って止まない

ものだけが
持っている

空の欠片

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