No.0461

『頭痛の朝』


安眠は
頭痛を連れてきた

ピークを
飛び越え

晩秋へ向かおうとする
せっかちな季節と

本気の心配が伝わる
出勤途中の君の文字

虚しく響く
ニュースの音声

孤独な部屋を満たすのは
きっと『もの欲しさ』

だらだらと
起き上がり

お目当ての薬を
探し始める

こんな日々でも
愛おしく思える

そんな穏やかさを
抱き締めていたい

空の欠片

空を仰ぐ人の図書館です。 更新は終了しています。 気軽に閲覧下さい。 詩以外に雑記もあります。 頭にNo.が付くのが詩です。 それ以外が雑記になります。 https://blog.goo.ne.jp/sorandi4649 https://ameblo.jp/nonacan0820 https://profile.ameba.jp/ameba/nonacan082

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