No.0455

『色付く街を』 


湿気のない
少し冷たい風

色付き始めた
プラタナスの葉を揺らす

一人きり
彷徨うように街を歩く

そこに君を
見つける事はないのに

静かに季節を
見送ろうと決めたら

僕はまた
歩きだす

空の欠片

空を仰ぐ人の図書館です。 更新は終了しています。 気軽に閲覧下さい。 詩以外に雑記もあります。 頭にNo.が付くのが詩です。 それ以外が雑記になります。 https://blog.goo.ne.jp/sorandi4649 https://ameblo.jp/nonacan0820 https://profile.ameba.jp/ameba/nonacan082

0コメント

  • 1000 / 1000