No.0420

『melting point』


心の隙間
埋めてゆく

君の文字
君の声

凍りついた
芯の何かを
溶かしてく

止めないで
その囁きを

形が残らぬ
程の熱さで

僕を夜ごと
包んでおいて

空の欠片

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