No.0405

『音と匂いと』


夏が去る

いつだって
記憶の水面
揺らすのは

音と匂い

涙腺に繋がる
開閉器

遠いあの日に
見た夢は

次の世界へは
持って行けない

だからこそ
淡く切なく美しく

確かにあった
季節と共に

空の欠片

空を仰ぐ人の図書館です。 更新は終了しています。 気軽に閲覧下さい。 詩以外に雑記もあります。 頭にNo.が付くのが詩です。 それ以外が雑記になります。 https://blog.goo.ne.jp/sorandi4649 https://ameblo.jp/nonacan0820 https://profile.ameba.jp/ameba/nonacan082

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