No.0390

『残照』


穏やかすぎる
晩夏の夕暮れ

少しずつ
侵食する闇

抗うような
陽の光

嫌な奴からの
憂鬱な音信

空っぽの器
ありもしない心

たんたんと流す
なにもかも

笑っていたら
いいと思うよ

お前も俺も
所詮は残照

なあ
そうだろう

空の欠片

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