No.0265

『ずっと海を見てた午後』


砂浜に
腰をおろして

きらきら光る
水平線を眺めてる

どこに向かうのか貨物船が
滑るように走ってく

僕も
君も
何も話さない

ただ膝を抱えて
ずっと海を見てた

空の欠片

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