No.0118

『砂の刻』


砂に書いた文字を
波が消すように

いつか二人の足跡も
時の波が消してゆく

だから二人が
同じ時を生きた証を

互いの心に
刻み合えたらいい

やがてそれすらも
土へと還る日が来るから

今を精一杯
足掻いて生きる 

明日の保証なんて
ないのだから

空の欠片

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