No.0103
『ねえ』
ねえ
君が一日を閉じ
眠りに就く
その瞬間に
目蓋の裏に
思い浮かべるのは
誰の顔
おやすみって
つい呟きたくなるのは
誰を想ってる
僕はいつも
想ってる
そんな君の夢が
穏やかで優しい
ものならいいと
空の欠片
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