No.0002

『ソラノサカナ』


星も月もない夜

僕は空を泳ぐ
魚になるよ

車掌区のビルの
前の路地

横切る野良猫を
見送って 

深海みたいな
空を漂うさ

明けない夜
それでもいい

君が見つけて
くれるまで

空の欠片

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